老人性痴呆症

メインイメージ「活性酸素が原因でおこる病気」

 

老人性痴呆症は増えている

厚生省の調査データーによりますと、「寝たきり老人」が100万人、「痴呆老人」が120万人で合わせて220万人になるということです。この220万人を含めて、今年4月から導入された介護保険の申請者は250万人になるそうです。
いまや20人に1人は「老人性痴呆症」になると言われています。
 

老化とは血管が老化することである

確かに人は年齢とともに老化し、いずれは死ぬ運命にあります。でも毎年毎年、年齢を積み重ねていくことだけが老化するということなのでしょうか? 老化を止めることは出来なくても、少しでも遅らせることはできないでしょうか?

実は人間の体が老化していくのは、健康な体を維持していた60兆個からなる細胞が破壊され減少していくことなのです。
なかでも、血管を構成している細胞の老化の進行が早ければ早いほどその日との老化の速度は増します。つまり、老化ということはなにも高年齢者だけに当てはまる言葉ではありません。

現在では、40歳、50歳どころか20歳30歳代でも血管が硬化しボロボロの人がいます。こういう人たちはすでに60歳、70歳の人と同じ血管になってしまっているのです。まさに老化現象を起こしているのです。成人病が生活習慣病という名称に変わったのもまさにこういうことなのです。活性酸素が血管を老化させるのです。
 

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老人性痴呆症には2つのタイプがある

 

脳血管性痴呆

脳の血管が老化することにより起こります。人は年とともに動脈は硬くもろくなります。しかもコレステロールや中性脂肪が血管の壁に付着して狭くなり、血液の循環が悪くなります。その結果、血液が破れて出血し脳を圧迫します。脳内出血、くも膜下出血また、血管が詰まって脳細胞の一部が壊死してしまいます。脳梗塞そして記憶を司る脳細胞などがダメージを受けると呆け症状が後遺症として現れるのです。

アルツハイマー病

この病気は1906年にドイツの精神医学者であるアルツハイマーによって発見された病気です。初期はいずれの場合も物忘れがひどくなり、自分が今何処にいるのか、何をしようとしているのかもわからなくなるほどの記憶障害や意識障害を引き起こします。脳血管性痴呆と違うところは、半身不随などの運動性機能が冒されることはないこと。この病気の特徴は一度罹ると物忘れの症状がどんどん進行していくということです。

人間は年をとってくると、誰でも顔にしわが出来たり、頭髪が薄くなってきたりします。脳の中も同じように老化現象が起こります。脳の神経細胞が萎縮し脳の中がスカスカになり、「神経源繊維」というたんぱく質が分解されずに増えてきます。これが記憶などをつかさどる神経細胞の正常な働きを阻害するのではないかと考えられています。

もう1つの理由が「老人斑」です。皮膚にできるシミと同じように変色した色素が沈着したものです。この老人斑が異常に増えるのです。この老人斑は細胞の脂肪が活性酸素によって酸化され変性したものです。もともと脳の細胞は不飽和脂肪酸という酸化されやすい脂肪が多く使われているのです。動脈硬化が活性酸素によって引き起こされることは以前にも「動脈硬化」のところで詳しく述べましたが、いずれにしても「老人性痴呆」にも活性酸素は深く関わっていることは明確です。

 

痴呆は予防できるのか?

結論からいえば完全な予防は無理かもしれません。人が老化していくのは摂理で不老長寿の薬でも出来ない限り誰もが年をとってゆき、やがては死を迎えるのです。
しかし、老化を少しでも先に延ばすことは可能かもしれません。出来る限り健康を維持し、寿命がくるまではぴんぴん元気に暮らしてコロリと亡くなる。こんな人生をまっとうするための予防法は唯1つ、あなた自身の生活習慣です。
次に挙げるのは英国の医学者が提唱した「平均寿命を延ばすための7つの生活習慣」です。いずれもそんなに難しいことではありません。

  1. 3度の食事を、時間通りにきちんととって、間食は一切しないこと
  2. 朝食は必ず毎日とること
  3. 運動を適度に、週2、3回は続けること
  4. 睡眠は毎晩7、8時間とること
  5. タバコは吸わないこと
  6. アルコールは飲まないが、飲んでも適当にやめることができること
  7. 適当な体重を維持すること

 
 
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